物理 攻略 Wiki
物理を盛り上げるためのファンサイトです。
ネタバレありで行きますので、ネタバレを気にする方はご注意下さい。
(ただいま編集は制限させていただいております)
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開始行:
#mathjax
>>[[「力学」の平原]]
*潮汐力
#br
**クエスト概要
-潮の満ち干の原因となっている力についての説明です。
-中性子星やブラックホールに落ちた時に細長く引き伸ばされる...
#br
**クエスト発生条件
「[[万有引力]]」をクリア後に選択可能になります。
#br
**攻略法
大きさのある物体が天体に近付くと、天体の中心からの距離...
結合のゆるい物体は、この各部にかかる力の差によって変形し...
このような、物体を変形させようとする力のことを「&color(re...
この潮汐力は、物体が天体の周囲を周っていても天体に自由...
地球自体も、月や太陽による潮汐力によって絶えず微妙な変形...
海の潮の満ち干はそのようにして引き起こされているもので、...
天体の中心から距離 \( R \) だけ離れたところに物体がある...
説明を分かりやすくするために人型の物体を使って考えましょ...
#ref(潮汐力/tidal1.png,center)
天体の中心から足の部分までの距離が \( R \) で、頭の部分...
それで、頭と足を引き離すような力が働いていると感じられる...
その時の力の差を求めてみましょう。
天体の質量を \( M \)、物体の頭の部分と足の部分の質量をど...
\[
\begin{align*}
\Delta F \ &=\ -G\,M\,m \left( \frac{1}{R^2} - \frac{1}{(...
&=\ -G\,M\,m \, \frac{(R+r)^2 - R^2}{R^2(R+r)^2} \\[3pt]
&=\ -G\,M\,m \, \frac{R^2 + 2Rr + r^2 - R^2}{R^2(R+r)^2} ...
&=\ -G\,M\,m \, \frac{2Rr + r^2}{R^2(R+r)^2} \\[3pt]
&=\ -G\,M\,m \, \frac{r(2R+r)}{R^2(R+r)^2} \\[3pt]
&\kinji\ -G\,M\,m \, \frac{r(2R)}{R^2\, R^2} \\[3pt]
&=\ -G\,M\,m \, \frac{2r}{R^3} \tag{1}
\end{align*}
\]
計算の途中で \( R >\!> r \) であることを利用して \( r \...
このような近似計算が面倒だという人は、
\[ F = - G \frac{Mm}{R^2} \tag{2} \]
を \( R \) で微分してやれば
\[ \dif{F}{R} \ =\ 2G \, \frac{Mm}{R^3} \tag{3} \]
となり、これが距離 \( R \) が少しだけ変化したときの力の変...
符号の違いはあまり気にする必要はありません。
気になる人はそうなる理由を考えてみて下さい。
潮汐力は左右に開いた腕の間にも働きます。
両手の質量をそれぞれ \( m \) だとして誇張して描くと次の図...
#ref(潮汐力/tidal2.png,center)
それぞれがわずかに違った方向に引かれるので、両手を中央...
それはあたかも両側から押される力のようです。
その大きさは図の長さの比で簡単に求めることができます。
\[
\begin{align*}
f \ &=\ F \frac{r}{R} \\[3pt]
&=\ G \frac{M\,m}{R^2} \, \frac{r}{R} \\[3pt]
&=\ G \, M\,m\, \frac{r}{R^3} \tag{4}
\end{align*}
\]
このように、縦方向の潮汐力とほとんど同じような形の式で...
ブラックホールのような強力な重力を持つ天体に近付いたと...
縦方向には強く引き伸ばされ、横方向には強く圧縮されること...
これを「&color(red){スパゲッティ化現象};」と呼んでいます。
#br
**参考資料
(要編集:ヒントが載っている魔導書ページへのリンク、記載...
#br
**コメント
#comment
終了行:
#mathjax
>>[[「力学」の平原]]
*潮汐力
#br
**クエスト概要
-潮の満ち干の原因となっている力についての説明です。
-中性子星やブラックホールに落ちた時に細長く引き伸ばされる...
#br
**クエスト発生条件
「[[万有引力]]」をクリア後に選択可能になります。
#br
**攻略法
大きさのある物体が天体に近付くと、天体の中心からの距離...
結合のゆるい物体は、この各部にかかる力の差によって変形し...
このような、物体を変形させようとする力のことを「&color(re...
この潮汐力は、物体が天体の周囲を周っていても天体に自由...
地球自体も、月や太陽による潮汐力によって絶えず微妙な変形...
海の潮の満ち干はそのようにして引き起こされているもので、...
天体の中心から距離 \( R \) だけ離れたところに物体がある...
説明を分かりやすくするために人型の物体を使って考えましょ...
#ref(潮汐力/tidal1.png,center)
天体の中心から足の部分までの距離が \( R \) で、頭の部分...
それで、頭と足を引き離すような力が働いていると感じられる...
その時の力の差を求めてみましょう。
天体の質量を \( M \)、物体の頭の部分と足の部分の質量をど...
\[
\begin{align*}
\Delta F \ &=\ -G\,M\,m \left( \frac{1}{R^2} - \frac{1}{(...
&=\ -G\,M\,m \, \frac{(R+r)^2 - R^2}{R^2(R+r)^2} \\[3pt]
&=\ -G\,M\,m \, \frac{R^2 + 2Rr + r^2 - R^2}{R^2(R+r)^2} ...
&=\ -G\,M\,m \, \frac{2Rr + r^2}{R^2(R+r)^2} \\[3pt]
&=\ -G\,M\,m \, \frac{r(2R+r)}{R^2(R+r)^2} \\[3pt]
&\kinji\ -G\,M\,m \, \frac{r(2R)}{R^2\, R^2} \\[3pt]
&=\ -G\,M\,m \, \frac{2r}{R^3} \tag{1}
\end{align*}
\]
計算の途中で \( R >\!> r \) であることを利用して \( r \...
このような近似計算が面倒だという人は、
\[ F = - G \frac{Mm}{R^2} \tag{2} \]
を \( R \) で微分してやれば
\[ \dif{F}{R} \ =\ 2G \, \frac{Mm}{R^3} \tag{3} \]
となり、これが距離 \( R \) が少しだけ変化したときの力の変...
符号の違いはあまり気にする必要はありません。
気になる人はそうなる理由を考えてみて下さい。
潮汐力は左右に開いた腕の間にも働きます。
両手の質量をそれぞれ \( m \) だとして誇張して描くと次の図...
#ref(潮汐力/tidal2.png,center)
それぞれがわずかに違った方向に引かれるので、両手を中央...
それはあたかも両側から押される力のようです。
その大きさは図の長さの比で簡単に求めることができます。
\[
\begin{align*}
f \ &=\ F \frac{r}{R} \\[3pt]
&=\ G \frac{M\,m}{R^2} \, \frac{r}{R} \\[3pt]
&=\ G \, M\,m\, \frac{r}{R^3} \tag{4}
\end{align*}
\]
このように、縦方向の潮汐力とほとんど同じような形の式で...
ブラックホールのような強力な重力を持つ天体に近付いたと...
縦方向には強く引き伸ばされ、横方向には強く圧縮されること...
これを「&color(red){スパゲッティ化現象};」と呼んでいます。
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**参考資料
(要編集:ヒントが載っている魔導書ページへのリンク、記載...
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**コメント
#comment
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