#author("2018-02-06T10:25:22+09:00","","") #author("2018-02-06T11:30:06+09:00","","") >>[[「量子場」の城塞]] *正準量子化(量子場) #br **クエスト概要 ***王様「勇者よ、待っておったぞ。まずは自由場を正準量子化するのじゃ。」 正準量子化はこのゲームにおける王道ルートです。多くのプレイヤーがここから始めるでしょう。~ 量子力学で見たことある敵が多いですね。でも油断は禁物です。~ 量子力学では1粒子を追いかけ、位置xにおける存在確率を調べました。対して場の理論では多粒子を扱い、位置xにどんな粒子があるかを記述します。~ 量子力学「粒子はどこにいるのかな?」 場の理論「ここにはどんな粒子がいるかな?」 量子力学と場の理論の違いに注意して進みましょう。~ #br **クエスト発生条件 -[[「量子力学」の谷]] -[[「相対性理論」の港]] #br **攻略法 まずは相互作用のない場(自由場)で精密に理論を構成します。~ 攻略の流れは量子力学の調和振動子の時と似ています。~ ただし、量子力学では位置 x と運動量 p の間で交換関係を課しましたが、場の理論では場と共役運動量の間で交換関係を課します。~ **先に進むためのヒント 正準量子化は王道とはいえ、相互作用場を進むとその道はだんだん困難になってきます。~ 正準量子化は王道とはいえ、相互作用場に進むにつれその道はだんだん困難になってきます。~ 真空にいたはずがいつのまにか山の頂上に立っていて途方にくれることもしばしばです。~ もう一つの見通しの良いルートとして「経路積分量子化」を学びます。目的に応じて使い分けましょう。 ***手に入るアイテム -クライン-ゴルドン場 -ディラック場 -真空のエネルギー -正規積 #br **参考資料 (要編集:ヒントが載っている魔導書ページへのリンク、記載されているページ数など) -S. Weinberg [[ワインバーグ場の量子論 (2巻) (物理学叢書 (77))>ASIN_4842702656]]~ (第7章 p1〜)~ そもそもなぜラグランジアンを仮定し、正準量子化をするのか?~ についてつらつらと書かれています。自分のやっていることに疑問を抱いたら読んで見るとよいかもしれません。~ 2週目以降のプレイで言っていることの意味がわかるようになるでしょう。 #br **コメント #comment